📋 基本情報

タイトル2XKO
開発・販売Riot Games
正式ローンチ2026年1月21日(PC・PS5・Xbox Series X|S)
価格基本プレイ無料
積極的な開発の終了2026年12月(サーバーは継続稼働)
公式サイト2xko.riotgames.com/ja-jp

🔥 Riot Gamesが『2XKO』の積極的な開発終了を発表——正式ローンチから約1年での決断

Riot Gamesは2026年8月21日、『League of Legends』のチャンピオンたちが戦う基本プレイ無料の2v2タッグ対戦格闘ゲーム『2XKO』について、積極的な開発を2026年12月をもって終了すると発表した。2026年1月21日の正式ローンチから、わずか約1年での決断となる。公式のお知らせでは「多くのプレイヤーが本作をプレイし、素晴らしいコミュニティが形成された」と振り返る一方で、継続的なサービス維持につながるほどのプレイヤーの定着は見られなかったと明かされている。

同社は開発チームの規模縮小、パッチスケジュールの見直し、ビジネスモデルの再設計といった手を打ってきたものの、熱狂的なタッグ対戦格闘のプレイヤー層へ訴求することが難しかったとして、積極的な新規開発を終えることが最善の選択だと判断したという。ただし、これは即時のサービス終了を意味しない。サーバーは今後も稼働を続け、オンライン対戦は引き続き遊べる。止まるのはあくまで新規コンテンツの追加であり、明日から遊べなくなるわけではない点は最初に押さえておきたい。

🎮 9月にラックス、10月にサミーラ、12月はバグ修正——終幕までのロードマップと全額返金

終幕までのロードマップも同時に示された。9月9日配信予定のパッチ1.3.1では新チャンピオン「ラックス」が実装され、あわせて全チャンピオンが解放される。ランクマッチは廃止されてカジュアルロビーに一本化され、バトルパスとシーズン制も終了となる。ゲーム内通貨クレジットの上限12,000も撤廃され、アバターやプロフィールアイテムがゲーム内通貨で入手できるようになる。同じパッチでは「2XKO アルティメットセット」(6,000円)の販売も始まる。

10月配信のパッチ1.3.3では、最後のチャンピオンとなる「サミーラ」が参戦し、アルティメットセットの内容も更新される。そして12月のパッチ1.3.5はバグ修正のみとなり、ここが積極的な開発の終点だ。加えて、8月21日以前の購入分については購入時の決済方法へ返金処理が実施される。返金プロセスはプラットフォームごとに異なるため、詳細は公式のお知らせで確認したい。競技シーンについては2026年内のシリーズが変更なく実施され、日本シリーズ「2XJS」も賞金総額を据え置いたまま継続される予定となっている。

📊 アーリーアクセスから約10か月、Riotにとって数少ない“外し”が意味するもの

時系列を並べると、この1年の急変ぶりが浮かび上がる。PC版アーリーアクセスの開始が2025年10月、正式ローンチとPS5・Xbox Series X|S版の同時配信が2026年1月21日。ところがその約3週間後、2月10日には開発チームの約半数にあたる約80名がレイオフされている。アーリーアクセスから数えても約10か月、正式ローンチからは約7か月での開発終了発表であり、2月のレイオフがすでに今回の決断の伏線になっていたと見るのが自然だろう。アーリーアクセス期のテスト運用から本稼働へ移る流れそのものは順当だったが、家庭用機を含めて間口を一気に広げた直後に人員を半減させた事実は、想定していた定着ラインに届いていなかったことを物語る。

『League of Legends』『VALORANT』とライブサービス運営の成功例を積み上げてきたRiot Gamesにとって、この結果は数少ない“外し”にあたる。基本プレイ無料のタッグ対戦格闘という設計は、入り口の広さと引き換えに、2キャラ分のコンボと連携を覚えるという学習コストを新規プレイヤーへ課す。格闘ゲームは発売直後の盛り上がりから定着層へ移行する局面が最大の関門であり、そこを越えられなかった格好だ。一方で、サーバーを止めず、全チャンピオンを解放し、課金分を返金するという畳み方は、遊び続けたいプレイヤーに対して誠実な部類に入る。開発が止まったあともコミュニティが対戦の場を保てるかどうかが、本作にとって最後の見どころになる。

💬 SNSの反応——ローンチ時の見せ方を惜しむ声、基本無料格ゲーの難しさを指摘する声

発表を受けて、日本の格闘ゲームコミュニティからも反応が上がっている。作品そのものの出来を評価しつつ、ベータから正式ローンチへの切り替わりが伝わりにくかった点を惜しむ声が目立つ。

ゲーナビ編集部のひとこと

正式ローンチから1年での開発終了は重い知らせだ。だが遊べなくなるわけではなく、サーバー継続と全チャンピオン解放という着地は評価したい。最後のチャンピオンとなるサミーラまで、しっかり見届けたいところだ。


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